害虫益虫いろいろ

だんだん暖かくなってきました

多くの地域で真夏日を記録しているみたいですね

群馬にはあの館林があるので

暑さを余計に感じる気がします

 

5月終わりにもなると霜の心配がなくなり

代わりにの心配が始まります

 

特に被害が大きいのがブロッコリーカリフラワーです

写真は今日撮ったブロッコリーです

 

小さな穴がぽつぽつとしてるのがわかります

裏返してみると・・・

 

で、でたー!

 

虫です!害虫です!

 

 

はい、アオムシですね

 

上の小さいのがまだ若いアオムシ

下の繭のようになり始めているのが

大きくなったアオムシだと思います

 

ブロッコリーは本当に虫にやられやすいです

規模が規模なので、殺虫剤が手っ取り早いですね

 

こちらが親ですね

 

葉っぱの裏にタマゴを産もうとひらひらしています

大体はっぱの裏に産み付けていくようです

 

虫は虫でも

野菜に利益がある虫もいます

 

その代表格といえば

テントウムシです

 

写真はジャガイモの葉っぱにいたテントウムシです

こいつのいいところは

アブラムシを大量に食べてくれるところです

幼虫もアブラムシを大量に食べてくれるので

タマゴを産んで増えてくると

周囲のアブラムシはほぼ駆逐される勢いです

 

写真には納められなかったですが

実は草食のテントウムシもいるんです

ニジュウヤホシテントウといいます

害虫です

星が多くツヤがないのでわかりやすいと思います

 

 

有名なナナホシテントウ(益虫)も普段はいるのですが

今回はみつかりませんでした

 

たぶんその原因は・・

こいつだああああああ!!

 

 

はい、カエルですね

 

虫を食べてくれる益虫(?)ですが

テントウムシほど大量にたべてくれず

逆にテントウムシを食べてしまいます

ナナホシはこいつにやられた可能性が高いです

う~ん

周囲が田んぼなので毎年多くいるのですが

どうしたもんか・・

 

 

 

と、こんな感じで自然の食物連鎖を感じられるのも

農業のいいところかもしれません

社会の食物連鎖に取り込まれにくいのも農家の利点です

いえ、嘘です

ウチのような小規模農家は

底辺で食べられっぱなしです はい

 

ということでまた!