さつまいもを掘ったら大きすぎる!どうしたらいいの?

今年も始まりました!

さつまいも収穫!

 

お米の収穫がやっとこさ終わり

休む間もなく始まってしまいました。

仕事があるのは嬉しいことです!

今年は各地で観測史上最高気温を叩き出し

猛暑より上の「酷暑」だそうです。

雨も全体でみれば少なかったような気がします。

 

さつまいも生産者はこんな年を

「乾燥年(かんそうどし)」と言い

実が大きくなり

ホクホク感が増すんです。

 

今年はウチも大きくなりました。

写真でわかるかな?

昨年が雨ばかりで小さかったので

余計に大きく見えました。

 

 

 

大きさを決める要因

 

さつまいもが大きく成長する要因はいろいろありますが

一番大きな要因は「光合成」です。

 

 

雲などで遮られない限り太陽光は均一に地面を照らすので

さつまいもの光合成量は

太陽光のあたる面積に比例すると言えます。

 

苗や種芋から育ったさつまいも。

彼らは隣の別のさつまいもと

陣取り合戦をします。

より光合成をするには太陽光のあたる面積が必要ですからね。

 

要するに

隣のさつまいもとの距離を小さく取れば

光合成量も減る

ということです。

 

植え付けの時に

畝間または苗間を短くすればいいのです。

 

しかし

ここで注意したいのは

「いもが小さくなる」

のではなく

「光合成量が減る」

ことです。

 

光合成量が減っても

それをさつまいも1個で受け取るのか

2個に分けてしまうのかでは

大きさが全く異なります。

 

少しまとめますと

さつまいもが大きすぎる場合

①畝間、苗間を狭くする

②さつまいもの個数を増やす

このどちらかまたは両方が必要です。

小さすぎる場合は逆のことをすればよい、ということです。

 

 

では、どうすれば

さつまいもの個数を調節できるのでしょうか?

 

次回はさつまいもの個数の調節方法を書こうと思います。

ありがとうございました。